12月3日(土)再発掘された天白遺跡を見に行こう

来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の先取り散策でもありました

 初冬の緒川路は穏やかでした。

 知多半島最大級の天白遺跡は二度にわたる発掘調査のあと、多くは埋め戻されました。「天白遺跡ひろば」は区画整設置され設置され、調査で明らかになった遺跡の存在と内容を広く紹介するため町の生涯学習課文化財係が管理しています。遺跡の一部を盛り土保存し、地表には竪穴建物の遺構を色別に時代ごとにわかりやすく表示しています。天白遺跡ひろばは文化財としての位置づけとなっています。     【「天白遺跡ひろば」で説明するガイド】     ふるさと再発見では今回が初めての

ガイドで、参加者の皆さんは当時の生活の様子に思いを馳せているようでもありました。

 緒川地区は於大の方のふるさとでも知られています。於大の方のゆかりの地の一部をコースに取り入れました。2023年度NHK大河ドラマ「どうする家康」をより身近に感じていただくことができるかと思います。

 師走のあわただしい時期にかかわらず18名の参加がありました。

 7000年前の入海貝塚。弥生時代の天白遺跡、入海神社の古事記伝説、於大の方が遺した善導寺と遺品、そして緒川城址とその城下町と太古から江戸時代にわたりロマンが息吹いている町、緒川を堪能していただきました。

 ガイドコース:道路元標(旧街道分岐点・旧野村酒造前)⇒善導寺(於大の方菩提所)

        ⇒越境寺(切支丹灯籠)⇒八幡社跡⇒傳宗院(知多四国8番札所)⇒

        天白遺跡ひろば⇒入海神社・入海貝塚⇒郷蔵(江戸時代の年貢保管蔵)

 参加ガイド:ガイドガイド  戸田、深谷(邦)、河合

       グループガイド 山本、浪崎、酒井、石原、片岡、杉野、上野、内藤、林

               清水、杉野、越間、福島、高橋、大林

 多くの会員の参加でふるさと再発見が盛り上がりました。ありがとうございました。                                             

↓緒川コミセンを出発する第2グループ   ↓道路元標の説明をする第1グループ

↑於大の方の菩提所「善導寺」       ↑越境寺の切支丹灯籠に興味津々の参加者

「天白遺跡ひろば」遺構断面を見る参加者 ↓緒川コミセン敷地内の郷蔵の価値を知る

                      参加者