2019年度 第4回 森岡地区「ふるさと再発見」

2019.10.5(土)戦いと信仰の村・村木(現森岡)をたずねて

砦跡では「手作り鎧の会」の皆さんの協力をいただきました

 10月に入っても30度近くに達しようかとする残暑厳しい日和でした。

 参加者は11名と少人数の「ふるさと再発見」でした。第1班の4名は酒井会員がメインガイドで先行し、第2班7名も深谷(賢)会員のメインガイドで8時20分に森岡コミセンを出発いたしました。村木砦跡10時30分到着の設定で、時間配分しながらの行程でした。

 今回のテーマは「信仰と戦い」。村木神社拝殿西の24基の三禅定が森岡に分散されていたものが集約されたとはいえ 

【☝で保存会の皆さんの火縄銃の説明を     このように多くの碑があることは珍しく                       聞き、銃を手にする参加者】                    費用と時間がかさむため組織的な仕組み

があったと思われます。また、女性も西国三十三か所巡りに出かけるようになったことも、関連として説明しました。参加者も興味深く説明に耳を傾けていただきました。

 水野氏は今川氏の侵攻を阻止するため「村木砦の戦い」となりました。織田信長が参戦した関連史跡を巡りました。この戦いが水野氏・織田信長・今川氏の三者にとって、歴史的に重要な分岐点となったことを説明しました。ガイドは「村木砦の戦い」がもっと認知されることの思いを込めて説明いたしました。

 砦跡には予定時刻に到着しました。

 「火縄銃保存会」「手づくり鎧の会」「八剱神社氏子」の皆さんに「ふるさと再発見」を盛り上げていただくため「法螺貝」「武将着」「火縄銃」「神社の開扉」でご協力いただきました。お忙しい中ありがとうございました。参加者には古戦場跡の雰囲気を十分に味わっていただけたと思っていますが、人数が少なかったことが申し訳なく感じました。

 14名の会員のサポートで今回も無事故終了でした。お疲れさまでした。

 

【☟村木神社三禅定で信仰についての   【☟飯喰場で村人同士が戦った結果の悲劇が

  説明をする酒井会員】          あった話をする会員】          

【☝鎧の会、保存会の皆さんから詳しい説明 【☝村木砦の戦いの概要を説明しながら

  を聞く参加者の皆さん】          質問をする参加者】

コースの概要

★ 日  時  10月5(土) 午前9時30分~徒歩約2時間     

         午前9時20分集合 次第順次出発します

★ 集合場所  森岡コミュニティセンター正面玄関

        (知多郡東浦町森岡杉之内15-3)       

★ 内  容 (コース)

                       森岡コミセン~妙法寺~村木神社(信長本陣跡)~後狭間(織田信光本陣                           跡地)~飯喰場跡 (戦勝祝賀の地)~砦跡・八剱神社 (村木砦古戦場跡)    

         「手作り鎧の会」による火縄銃の解説~帰路で史跡紹介~森岡コミセン