2019年度 第5回 藤江地区「ふるさと再発見」

2019.10.26(土)温故知新でじっくり散策 藤江界わい

「丸登屋旅館」さん「新美美術館」から直接の説明をいただきました

 九月の台風15号に始まり、19号そして21号の影響で関東以北および甲信越で浸水等、大きな被害となりました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

 一連の台風の影響は、ふるさとガイド協会の行事にも及びました。西中カルチャー講座、愛知周遊バスツアー、安城市シルバーカレッジOB会は開催中止となりました。

 

 前日までの大雨でやや開催が不安視されていましたが。天気は回復し34名という大勢の参加をいただきました。当初2グループ、予備1グループで主

担用ガイドを決めていましたが急遽1グループを追加し4グループとなりました。

 コースは下記のとおりですが、今回の見どころは「丸登屋旅館」さんと「新美美術館」でした。

【☝「丸登屋旅館」さんの玄関で

 説明を聞く参加者】        「丸登屋旅館」は弘法宿を始めたいきさつ、伊勢

湾台風などのご苦労話をお聞かせいただきました。一部改装されているものの歴史ある佇まいに、懐かしさ、安らぎを感じる表情で説明に耳を傾けていました。

 

  「新美忠治美術館」では思いがけず新美先生のご親族(お孫さんと先生の娘さん)から先生の経歴、美術館設立の経緯、これからの美術館の進め方など細かく説明していただきました。参加した近隣の方もあまりご存じなく、初めて聞く話に興味を示していました。

 

 今回の「ふるさと再発見」でお世話になりました「丸登屋旅館」さんと「新美美術館」では4グループの時間差が30分以上にもかかわらず、お忙しい中をお待ちいただき丁寧な説明を頂戴いたしましたことを心から感謝いたします。参加者の皆さん方の心にも残ったことと思います。私どもガイドも大変勉強になりました。

 なお、新美忠治先生の作品は郷土資料館で「秋の企画展 いろどり絵画コレクション」を12月1日(日)まで開催しており、参加者にはパンフレットをお渡しして足を運ぶように案内をいたしました。

 

今回のコース(3.4km)

藤江老人憩の家→大蔵屋(弘法道・丁石)→常夜灯→藤江神社→JR武豊線東浦駅→

専正寺(新美忠治先生絵画掲示)→丸登屋(一部内部見学)(店主から説明)→新美忠治(1900~1993)美術館(外観)(親族による解説)→安徳寺→藤江老人憩の家

【☟:大蔵屋の丁石について詳しくガイドする【☟:第3グループ冨永会員が藤江神社に合祀      

   石原会員の第1グループ】         されている7社と末社四社を説明】 

【☝:丸登屋旅館で説明を終え玄関を出る  【☝:新美美術館前でご親族から説明を聞く

   第2グループの参加者と新美会員        第4グループの参加者】

       

★ 内  容 (コース 3.4km)

                       藤江老人憩の家~大蔵屋~常夜灯~藤江神社~専正寺~JR東浦駅~丸登

         屋旅館~新美忠治美術館~安徳寺藤江老人憩の家