令和2年11月25日(水) 緒川小2年生の地域学習で入海神社をガイドしました

 例年、6月に地域学習(校外学習)が行われていましたが、今年は新型コロナの感染予防のため中止となりました。代替えとして校内(屋内)で教諭による緒川地区の主な史跡に関する授業が行われました。(参考資料はガイド協会が提供)

 11月25日に史跡を実際に巡ることになり、複数のコースとは別に「入海神社に行きたい」とのリクエストがあり追加のコースとなりました。(グループはクラス単位ではなくリクエストの集まり。)

入海神社の説明は、「ふるさとガイド 【入海神社の由来を説明する戸田会員】       協会」に依頼があり戸田会員が担当しました。

 緒川小学校の2年生の児童34名と引率の教諭2名の36名の皆さんは、東光寺から伝宋院を経て入海神社に到着しました。ガイドと合流し神社参拝の手順を説明、全員が参拝しました。神社由緒と入海貝塚の説明をし質問時間を含めを約30分の学習時間でした。

 質問は「7000年前は神社まで海でしたか」「貝塚にはどんな貝が埋まっていましたか」など貝塚の地表にある貝に見入ったり、手を伸ばし少し触れてみたりと興味深い様子でした。話しの内容は小学2年生には少し難しかったもしれませんが、緒川の代表的な史跡に関心を持つきっかけになればと思います。

【☟:入海神社であいさつをする児童と  【☟:本殿で参拝する児童たち】

   戸田会員】

【☝:入海貝塚に向かう児童と教諭】

令和2年11月3日(火)   大学生の卒業制作で緒川を案内しました

 町内に住む大学4年生から協会にガイドの依頼がありました。

 目的は卒業制作のテーマに「緒川の歴史と文化」を選定し、緒川の古い町並み、神社仏閣などを巡って専攻の建築学科の観点で考察しようとするものでした。

 ガイドにあたっては、戸田会員と大林が担当し、参考資料の東浦町観光協会が作成した『於大の生まれた緒川城下町』をもとに案内しました。学生は予め当協会のホームページを閲覧【越境寺の切支丹灯篭の説明書きを見入る学生】    し、予備知識を持っていましたが「読む」と「見る」では大きな違いがあるようで、地元であることも含めて改めて深い興味と関心を示していました。予定の時間より少し超過しましたが、今回のガイドが学生の卒論制作に多少でも役に立てばうれしく思います。

 ガイド協会として今回のように大学生の研究の一環として専攻を問わずを活用していただくことも歓迎します。

 

令和2年7月2日(木)生路小学校3年生の地域学習で「生路三白」を中心にガイドしました

 新型コロナウイルスの感染拡大のため、東浦町でも公共施設の使用の自粛、各イベントが中止となりました。

 ガイド協会も当初の活動予定がすべて中止(一部は延期)となりました。7月に入り自粛の緩和が打ち出され、少しずつ活動が再開されるようになりました。

 このような状況な中で、生路小学校は地内の史跡を「見て」「聞き」ながら校外「地域学習」を行うことを決めました。ガイド協会は恒例の【生路コミセンに集合の児童、教諭、ガイド】           行事であり、児童に歴史認識を持ってもらう絶好の機会であり、支援をしました。学習は3年生が対象で50名を5グループに編成し教諭が奇数班に随行し安全確認と行動確認を行いながら進めていきました。

 今年度の初めてのガイド活動です。久しぶりの活動でしたがブランクもものともせず経験と知識を生かしてメインテーマの「生路三白」という、比較的難しく奥の深いテーマを児童たちに、わかりやすく興味を持ってもらえる説明に努めました。

【学習コース】生路コミセン集合(9:30)で会長挨拶の後順次スタート➡天満宮➡

       伊久智神社(塩の説明)➡北組けいこ部屋➡神後院(砂糖の説明と展望台

       から生路町並みを臨み木綿織物業跡を説明)➡生路井➡生路コミセン

       帰着(10:40)(※コースはグループにより差異があり)

【参加ガイド】ガイド担当 浪崎会長(1G)戸田会員(2G)長坂会員(3G担当)

             大林会員(4G)酒井会員(5G)

       サ ポ ー ト 市野会員 林会員 冨永会員 深谷会員 内藤会員

             上野会員 高橋会員 久米会員(記録担当)

 先生方は梅雨時期で、日程決定に苦慮されました。最終的に7月2日の選択が梅雨の一休みの快晴という幸運に恵まれました。児童たちはマスクもソーシャル・デイスタンスも日常スタイルとして定着して、久し振りの晴れと皆で外に出られる楽しさを満喫している様子でした。一日も早く本来の生活にもどられることを願いながら、我慢強く「三密」をしないように心がけなければと思う一日でした。      

 

【㊧☟:北組けいこ部屋で説明する1G】 【㊨☟:説明を聞きメモをする児童たち】

【㊧☝:森腰公園で学校の変遷を説明する 【㊨☝:伊久智神社境内で塩の神様について     する2G】                話す5G】

【㊧☟:神後院の原田喜左衛門の墓前で  【㊨☟:神後院の展望所でかっての木綿織物

 三白の一つ「白砂糖」の説明をする3G】      工場群跡を見る4G】   

【㊧☝:生路井の由来を聞き、興味深く井戸 【㊨☝:神後院下の閻魔大王に掛水をする

    をのぞき込む児童たち】          児童】