6月24日(木)森岡小学校3年生の「昔たんけん」は児童・教諭・ガイドが約100名が参加しました
森岡小学校は森岡に昔から伝わる民話を読んだり、昔からあるものや言い伝えを調べたりして、森岡に親しみを持つことを目的として三年生による「昔たんけん」の校外での学習です。今年も児童78名に引率の教諭4名。ガイド協会会員12名が支援をしました。
総勢100名近くの大規模な行事で安全面や各史跡での交差による混乱をなくすため事前に学校と打ち合わせをしながら進めてきました。
心配されていた天気は曇り空ながらやや蒸し暑さは感じましたが、宿敵の雨にはならず、この時期としては歩きやすい「たんさく日和」でした。
☟スタート前に各グループごとに集まり挨拶と自己紹介をするガイド
Aコースは歴史:村木砦中心コースとして3グループが別順路で回りました。Bコースは寺・神社中心コースは1グループで9時に順次出発しました。各グループは約20名の児童に1名の教諭が引率、ガイドは3名で安全確認、列の修正、輪番でガイドをしながら進めていきました。予定の10時30分には全グループが帰校しました。
【基本コース】Aコース:学校→村木神社→ぶいぶい婆の墓→村木大地蔵→処刑場跡→
村木砦跡・八剱社→開眼寺→おしゃぐちさん→学校
Bコース:学校→村木神社→開眼寺→おしゃぐちさん→村木大地蔵→
ぶいぶい婆の墓→極楽寺→村木神社→学校
【参加ガイド】
Aコース a-1=鈴木(恊),福島,深谷(邦) a-2=山本,戸田,大林 a-3=酒井,林,安藤
Bコース b-1=深谷(賢),浪崎,冨永
☟村木砦・八剱社前での戦の流れを説明 ☟村木神社境内の三禅定碑の説明をする
☝寺・神社コースンの参加者たち(極楽寺で)☝村木大地蔵の言い伝えを離す会員
「質問タイム」はAコース約60名は視聴覚教室、Bコースは教室で行われ、活発な質問のやり取りが行われました。質問の一部を紹介します。
・ぶいぶい婆の墓の説明書きの右上のマークはなんですか。(文化財保護愛護のシンボル
マークの図を示して説明。)
・村木大地蔵のように御堂に入っているものと、開眼寺の六地蔵のように入っていない
ものの違いは。
・お寺になぜ六地蔵があるのか。
・八剱神社の名前の由来は。
・「おしゃぐちさん」のご神体はなぜ石なのか。
・村木村から森岡村に変わったのに村木神社という名前はどうしてか。
・神社になぜ神馬がいるのか。
・どうして極楽寺というのか。
【児童からの今回の感想】
*村木砦で有名な武士の名前が出てきた。(歴史の授業は6年生からとのこと)
*狛犬に名前があるのを知った。
*臨江寺跡は公園だと思っていたが歴史のあるところだと知った。
*処刑場に感動した。
質問の時間をとおして、ガイドの仕事の一端を見てもらうよい機会でした。同時にガイドも勉強することは尽きないと感じました。そして、全員が拍手で見送ってくれたことは感激しました。
最後にガイド12名を待機の会議室や質問会場への案内をしてくれた児童の皆さんと学校関係者にお礼を申し上げます。
☟村木神社で参拝する児童たち ☟開眼寺の六地蔵前で説明する会員
☝Aコースでの質問タイム(視聴覚教室で) ☝一般教室で質問を受けるBコースはテレビ
の会員。活発な質疑応答でした を利用して分かりやすく説明する会員