5月12日 生路小学校(上段)

5月27日 片葩小学校(下段)

生路は平安時代に「生道塩」というブランド塩が作られました。江戸時代には白砂糖が作られ将軍に献上された記録があります。さらに戦後の一時期には知多木綿は日本有数の白木綿の産地で東浦を支えていました。これらを「生路三白」と名付け、生路の歴史的遺産となっています。

 恒例となりました「町たんけん」に参加する小学生に生路が誇る「3白」を知ってもらい、関連する史跡を巡り何気に見ている、遊んでいる、そして通っている場所の価値を感じてもらい

【生路コミセンで出発前の挨拶をする児童とガイド】 郷土愛と史跡の大切さにつなげてほしいとの思いでガイドをしました。

 町たんけんの概要

 参加した小学生:生路小学校3年生52名 引率教諭2名

 参加したガイド:長坂、越間、浪崎、酒井、大林(以上メインガイド)

         市野、河合、清水、上野、深谷(邦)(サポートガイド)

 コース:生路コミセン(9時30分)→天満宮→伊久智神社(町指定天然記念物の大楠)

     →北組けいこ部屋→森腰公園→神後院(展望地から工場跡跡を遠望)→生路井

     生路コミセン(10時30分)

 ふだん児童たちが遊び場として利用しているお寺や神社が自慢できる所と知り驚いた様子でした。また、神後院展望地では「あそこが私の家」「ここが○○ちゃんの家」と大変盛りあがりました。子どもたちにとって「新発見」の場所のようでした。

       

↓:伊久智神社で参拝のしかたを学ぶ       ↓:境内の大楠の大きさと古さに驚く児童

  児童たち                メモをとる児童の姿も

↑:生路井伝説の説明をメモする児童   ↑:「町たんけん」のお礼をする児童と教諭

5月27日(木)片葩小学校2年生19名のまちたんけん学習のガイ ドを行いました

 5月27日(木)の片葩小学校2年生19名が参加した「まちたんけん」はやや大降りの雨の中でした。児童たちは、「雨はお友達」かのように元気に歩いてくれました。とは言え、19名が傘を差して歩くとかなり長い列となります。車の安全確認や道路や階段の滑り等、ガイドも普段以上の気遣いが必要となりました。

 神社、店舗、駅の説明場所では傘のためガイドから遠巻きとなり、雨音に加え雨が傘をたたく音で声が届きにくいことで、児童にとっては気の毒な町たんけんでもありました。

【ガイドと児童が合流した石浜コミセン】     それでも児童たちはガイドの説明を真剣に聞き、それぞれの場所で質問が飛び交いました。稲荷神社で神馬や拝殿の鈴への質問、増福寺でのパネル写真の絵馬に関心が集まっていました。最後の石浜駅では電車が待機・通過する様子をうれしそうに見つめていました。ここでも、「レールの周りの石はなぜあるの?」と鋭い質問がありました。

 生憎の天候でしたが、かえって良い思い出となればとガイド一同願っていました。

【まちたんけん概要】

 ・稲荷神社・石浜駅コース:片葩小学校2年生19名、引率教諭1名

 ・全体コース:片葩小学校→石浜コミセン(ガイド合流)→稲荷神社→増福寺→石浜駅        

        →小学校帰路(ガイド石浜コミセンで解散)

 ・参加ガイド:山本会員、杉野会員(石浜駅)酒井会員(稲荷神社、増福寺)     

          林会員、大林会員(サポート)           

👇稲荷神社で神社の鳥居、神馬やしきたり  👇増福寺境内でパネル写真の絵馬を見せて  

 を説明する酒井会員            話す酒井会員

👆石浜駅前で武豊線、石浜駅の歴史を話す  👆上り列車を見送る児童たち(石浜駅)

  山本会員